これからの揚州商人とは?

「揚州商人」のルーツは、1955年に現代表の祖父が北千住に中華料理店「正華」をオープンするところから始まります。本場中国の味が三代にわたって引き継がれ、55年以上を経た今も中国ラーメン店「揚州商人」のメニューに生きています。

「揚州商人」は、2015年で18年目を迎えました。私が果たすべき役割は、継承されてきた「商人の心得」を尊重しつつ、新たな未来を築くために変革に挑んでいくことだと考えています。実際、店舗のコンセプトもメニューもオペレーションも、数年前とは大きく変わっています。変化があったからこそ「今」があるのです。

数年前、33店舗を展開するチェーン店としては、かなり大がかりなITシステムを独自開発して全店に導入しました。これによって売上状況の把握はもちろん、原価管理やオペレーションの分析も容易になり、収益性やオペレーション効率の大幅改善を実現しました。このITシステムは、2008年に経済産業省・中小企業IT経営力大賞において優秀賞(情報処理推進機構理事賞)を受賞しております。

現在33店舗(直営31店舗、FC2店舗)を100店舗まで増やしていくことを目標に掲げています。そのひとつとして2013年にFC制度を開始いたしました。私は、「商人の素養」をもった人と働き、ともに成長していきたいと思っています。それは、FCオーナー様やFC店舗で働く人々に対しても同様です。「揚州商人」というフィールドで、お客様を喜ばせる実感と、「商人」として自らの手で会社を成長させていくやりがいを感じていただきたいと考えています。商人たる以上、『お客様の喜びが一番』という考えだけは忘れてほしくありません。

本場中国さながらの情緒溢れる店は、ワクワクするような体験ができる場所、何度でも訪れたいと思える場所でありたい。それが「揚州商人」の店づくりの特徴です。一方で、ここが「日本」であることも忘れてはいけません。「清潔・安心・安全」をモットーに、お客様に対する細やかな気配りを徹底しています。ホスピタリティの高いサービスこそ日本らしさであり、お客様に満足していただける重要な要素なのです。「日本発の中国スタイル」は、この2つの要素を持って完成します。「揚州商人」は、ファミリーレストランでもなければ、単なるラーメン店でもありません。「食」「遊び」「休日」「ランチ」「ディナー」など、あらゆるシーンで活用できる「全方位型日常エンターテインメント」プレイスとして、オンリーワンのポジショニングを目指しています。